固有結界「劇場」

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概要

華花瓶の家系に代々伝わる固有結界を生み出し、そこに己のビジョンを投影し世界を塗り替える魔術。それを、華花瓶が展開された場所を丸ごと異世界に塗り替え「劇場」という世界を具現化させ、そこに囚われた人間たちに物語の登場人物の役割を「強制」させ、強引に躍らせるための魔術に変えてしまったもの。

本来の目的は、低俗な現世を自分たちの理想となる世界で塗り替え、さらなる高次元に人類をシフトするという理想を叶えるため何代にもわたって受け継がれてきた魔術である。

華花瓶がこれを継承すると、これをさらに簡易的に(本来のこの固有結界の展開には術者の何日のもわたる、己の空想を世界に向けて投影するイメージを瞑想しながら膨大な魔力をつぎ込まねばならず、膨大な負担と時間がかかるうえに、展開した結界は術者の集中の途切れなどで容易に崩壊してしまう)展開を安定させ、かつ具現化する世界を自在に変更可能にするために考案し作成されたものが魔術絵本である。

魔術絵本と華花瓶が自身の作った魔術人形を組み合わせ、いわば役割を自身が用意した人形に与えることで対象無で劇を行う事を考案する。ドールズと呼ばれる彼女が作り出した多種多様な人形に設定を与え、結界の中で踊らさせることで演劇を上映するというもので、これこそが彼女の使う魔術、固有結界「劇場」である。

 

効果

「外界隔離」

展開された結界は外の世界と隔離され、その様子はドーム状の壁に覆われており、壁に中で行われている劇が映し出される。この壁は物理、魔術あらゆる物での干渉が不可能で結界の消滅まで入ることも出る事も出来ない。

「異世界具現化」

展開された結界の中に取り込まれた空間に異なる世界を具現化させ上書きするというもの。劇場の場合、物語の場面をその空間に具現化する。

 

 

展開方法

魔術絵本が結界の起点になり、三冊の補助用魔術絵本の子本によって大規模な結界を出現させることによって、オラクルの世界に劇場という固有結界を出現させていた。

 

目的

悪趣味な魔術に作り替えて彼女が求めたのはただただ、自身の欲求を満たすためでしかなかった。

 

その使用

悪趣味な物語を描き、そして退屈しのぎに魔術師同士の抗争の場や、彼女を清く思わず、公然の場で愚弄したり排除を試みた魔術師に対して使用され、その誰もが彼女の魔術に逆らうことも出来ずに、踊らされ、これ以上に無いほどの羞恥に満ちた最後を迎えさせられた・・・。そして、その無様を見て彼女は己の欲求を満たす。魔術師たちは恐怖した。彼女を敵にまわせば待つのは死よりも悲惨な末路。公衆の面々の前で道化にさせられ無様に踊らされた挙句、最悪な最期を迎えさせられるという公開処刑と同義のそれを恐れ、彼女に近づくものは殆ど居なかった。

時は経ち、オラクルに単身転移した華花瓶は、退屈しのぎに大規模な劇場の展開を行い、約十年近くその固有結界をとあるアークスシップの市街地にあるアリーナで展開し続け、「悲劇 叡智」を上映していた。

 

 

 

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